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背倒立応用トレーニング

前回のブログレッスンでは背倒立を紹介しました。
今回は前回のブログの最後にも書いた通り
その背倒立を応用したトレーニングを1つ皆さんに教えようと思います!
ちなみにそのトレーニングをやると
前転や倒立前転等で回転して起き上がる動作が上手になったり
ちょっと難しいお話をすると身体の協調性が高まります。

身体の協調性とは簡単に言えば…
距離感や位置に合わせてちょうど良い力とタイミングで身体を動かす
という、それぞれ違った複数の能力(動作)を同時に使う能力です。
調節力、空間認知、タイミングを取るといった
それぞれを個々で活かすのは得意でも
いざそれを組み合わせた時に使えないとなると
せっかくの能力がもったいないですよね。

…ちょっと話が逸れてしまいました。
まあ要するに出来るととても良いよ!!ってことです笑
さっそくトレーニングの紹介に移ります!

背倒立〜前起き上がり


よくバク転教室の準備運動(トレーニング)でも
行っていますが、背倒立の姿勢から前転のように
転がってすぐ起き上がるだけです!
やることはとても簡単!
でも実際やってみるとすぐ立ち上がるのは
意外と難しかったります。
まずはやり方を写真で確認しましょう。

背倒立から

転がりながら膝を曲げ

お腹をみて手を前に伸ばし

立ち上がる

なんだ〜、これか、これだけか…。
と思ったかもしれません。笑
しかし、これにもいくつかポイントがあるので
ここからはその解説をしていきます。
そこを意識するともしかしたら
さらに上手くなるかもしれませんよ?

①ギリギリで膝を曲げる!


身体を小さくする動作で回転力が生まれますが
膝を曲げるのが早過ぎると序盤で勢いがついても
後半には減速してしまいます。
かといって遅過ぎてしまうと今度は足が地面に着いてしまい
かかと落としのような状態になってしまい
足を痛めたり膝を曲げることが出来なくなるので注意して下さい。
勢いがないと立ち上がったり起き上がったりが
とても大変になってしまうので
早過ぎず遅過ぎないタイミングを練習して
自分で見つけてみて下さい!

②お腹をしっかり見る!


これはお腹を見ることで上半身を
なるべく前の方に持っていく為です。
頭が上がっていると頭とお尻が後ろに残り
足に体重が乗らずに立ち上がることはもちろん
回り切ることも難しくなってしまいます。

悪い例

③腕を前に伸ばす!


腕を前に伸ばすことで肩が自然と前に来るので
背中も丸くなりキレイに起き上がることができます。
仮に手がバンザイのように上がってしまっていると
身体も丸くなりきれず、スピードが落ちてしまう
原因の1つとなります。

応用編


背倒立から立ち上がるところまで
勢いよくスムーズに出来るようになってきたら
今度はそれを片足で立ち上がる練習も
是非やってみて下さい!
片足にすると急に難しくなります…!

曲げる足はもちろん片足になりますし
反対の足は前に伸ばして行うので
足腰の力がとっても強くなります。
また、バランス感覚も同時に鍛えられるので
とても良いトレーニングです!

是非片足でできるところまで
練習、挑戦してみて下さい!